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京菓子辞典


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50音別          

ジャンル別 歴史 主菓子 干菓子 菓子器関連 好み菓子

季節別  12月  

主菓子 木枯し
こがらし
黄色と薄紫色で染分けにきんとんで仕上げたもの。中には小豆の小倉餡を入れて、少し細高く作る。
裏千家十三代 圓能斎好。


  風花
かざはな


  試み餅
こころみもち


  寒菊
かんぎく


  寒牡丹
かんぼたん
薄紅色の落雁製で、中に黄餡を入れて、平形の押物のように作られている。
裏千家十一代 玄々斎好。
徳川末期の文政頃から明治初期の好みである。


  顔見世
かおみせ


  初紅葉
はつもみじ


  豊年
ほうねん


  善哉餅
ぜんざいもち


  蕎麦饅頭
そばまんじゅう


  水仙餅菊
すいせんもち


  白雪
しらゆき


  納豆餅
なっとうもち


  冬籠
ふゆごもり
白い悪汁のない百合根を蒸し、裏ごしして砂糖を入れ、きんとんとし、小倉餡で包んで、茶巾絞りに仕上げたもの。
裏千家十二代 又妙斎好。


  姫椿
ひめつばき


  初雪
はつゆき


  雪餅
ゆきもち


  雪の朝
ゆきのあさ


干菓子 うす氷
うすこおり


  熊笹
くまざさ


  笹結び
ささむすび


  雪華
せっか


 
ともえ


  松ケ枝
まつがえ


  松かさ
まつかさ



  雪輪
ゆきわ


参考文献:『茶菓子の話』(淡交社)、『カラー 京都の菓子』(淡交社)。すべて鈴木宗康先生著



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